10分でわかるSTP分析
こんちには、こんばんは!
今回はマーケティンで重要なSTP分析のSTの部分を簡単に説明します。
STP分析とは
STP分析とは、3つの英単語の頭文字をとって名付けられた分析法を指します。
・セグメンテーション(市場を分割)
・ターゲティング(市場を分割するための根拠要素)
・ポジショニング(自社の立ち位置)
STP分析は、アメリカの経営学者で、フィリップ・ラーコトが提唱した、
非常に重要な分析手法で、日本でも多くの企業に導入されています。
セグメンテーションとは
簡単に言うと
市場を分割する事です!
例えば
飲食店を市場で分割すると①パスタ屋②寿司屋③蕎麦屋④ハンバーグ屋などに分けることができます。
ただ市場を分割してもそこに市場が存在するのかが大切です。
その市場を分割するには4つの変数を基にやります。
例えば
・行動変数・・・使用頻度
・人口変数・・・年齢・年齢層
・心理変数・・・志向性
・地理変数・・・地域
などの要素です。
市場を分割することは、最小予算で最高効果にするためです。
ターゲティングとは
ターゲットとはそのセグメント区分を選ぶ 根拠を示すための要素です。
あれ?セグメントを区切った後に、ターゲットを絞るのでは?
いいえ!違います!!
セグメントを区切った根拠となるのがターゲットです。
「ターゲットを絞る」無駄な絞り込みは無意味です。
例えば美容院
意味がある「ターゲットの絞り」をしないと消去法になります。
意味のあるターゲットの絞りとは
仮設立てと検証が必要です!
例えばある会社の4つの変数の仮設を立てすると
・人口変数・・・お金はあるけど時間がない
・地理的変数・・・オフィス街での競合の少なさと需要の多さ
・心理的変数・・・髪を切るのに時間とお金をかけたくない
・行動変数・・・髪を切るというのは突発的な心理状態
この変数の仮設立てと検証でできたのがQBハウスです。
では、市場はどこにあって、誰によって創られていて誰が満たしているのか?
をターゲティングのフレームワーク6R指標によって決めることができます。
・Realistic Scale:市場規模
・Rate of Growth:成長性
・Rival:競合状況
・Rank:優先順位
・Reach:到達可能性
・Response:測定可能性
このフレームワークでは3点が最も重要です。
市場規模・・・ニーズはあるのか?どこにあるのか?だれなのか?
成長性・・・今後ニーズがでそうなのか?どこにでそうなのか?
競合状況・・・今、または未来に誰か邪魔者になりそうなのか?
この6Rの原則は新規事業・軌道修正に重要である
まとめ
・セグメンテーションとは市場を区切ること
・ターゲティングとはセグメントを更に区切るのではなくセグメント選択のための要素集めである
最後にSTP分析→TSP分析の考え方が重要である