プレイングマネジャー
こんにちは今回は
「プレイングマネージャーの仕事」著書 小池浩二
の本について私なり簡単に解説します。
『プレイングマネージャーだけでチームを動かすことはムリだ!チームメンバー
全員が自分で考え判断し行動することが必要だ!』
その方法を具体的に書いてある本です。
1、価値観の違う人たちの集まりを全員が同じ方向に向くように工夫しなくてはいけない。
全員が同じ方向に向かいないと、
『人間動物園』になります。
そのようなことにならないように
一つの共通目的・目標に向かって、人の能力を結集すること
共通の価値観が必要である。
では共通価値観をどうしたらあたえることができるのか?
その答えは、環境整備が必要であることです。
環境整備とはチームのマネジメントを決めたり、効率化を図るために仕事を
マニュアル化したり教育をおこなったりすることです。
ここでの問題が「あたり前のことを習慣づける」ことが徹底されてない体質です。
・基本動作ができてない・・・報告、連絡、相談など
・決めたことを守らない・・・その場の判断で動く
・数値を使えない・・・抽象的なやりとり
・具体的な道順がしめされていない・・・人によってばらばらになる
このような「あたり前のことを習慣づける」にはやるべきことを
パターン化することです。
2、プレイヤー業務30%マネージャー業務70%に配分
スーパープレイヤーは要らない。まれにこのような人はいます。
チームの業績の大部分を貢献している。このようなプレーヤーがマネジメントを
おこなってしまうとうまくいかないことが多いです。
それは、自然とスーパープレイヤーに依存してしまう傾向があるかです。
新人が入ってきても忙しいから教育できず、全て自分でやってしまうからです。
チームを運営するうえで必要なことは、特定の人に依存しないことです。
特定の人に依存すればするほど、チームの土台は揺るぎ社員全員のレベルは上がらない。
チームリーダーとして現場業務だけを頑張ていてもチームの生産性は上がらない。
理想としては業務を30%、マネージメント70%
3、メンバーそれぞれが必ずやることの理解
【各役割の理解】
・リーダーは経営者がおこなう仕事にチャレンジ
・サブリーダーはいままでリーダーがやっていた仕事を代行できるようにする。
・チームメンバーはサブリーダーがおこなっている仕事のレベルまで業務を遂行できるようにする。
プレイングマネージャーだけがチームを動かすのではなく、全員でチームを動かすプレイングマネジメント体制を目指すべきです。
mそうすることで、チームリーダー、サブリーダー、チームメンバーの経験やレベルに応じてリーダーシップやマネジメントの役割を持たせた方がチームとして目標が達成しやすいです。
4、プレイングマネージャーはメンバーをどう動かすのか
指示命令は人を動かす第一歩です。
「~してください」などは願望であり指示命令の本質ではございません。
「~をやれ」が指示命令の本質です。伝え方が「~してください」であっても
その中身は「~をやれ」となります。
指示命令で気を付けることは、自分が出した指示命令の内容を相手が理解しているかどうかです。
伝え方によっては指示した内容とは違う意味で理解してしまうことです。
そのようなことにならないように、指示命令した内容を相手に復唱させて
理解したか確認することが必要です。
まとめ
「プレイングマネジャーの仕事」の本を読んで、
仕組み作りが1番大切と私は感じました。
もっとためになることはたくさん書いてあったが、
この仕組みがなけれが価値観が違うチームはバラバラになり方向性も定まらない
人間動物園化になると感じました。
基本は仕組み化である。